世界一流ブランドが挙って使用した150年の歴史を誇る名門タンナー「カールフロイデンブルグ」社の職人が、 その技術と哲学を残すべく立ち上げた、ドイツのタンナー「ワインハイム」社。 長い歴史の中で培われた革作りのノウハウが詰め込まれたレザーは、上質にして上品な雰囲気に満ち溢れています。
この鞄に使われているワープロラックスは表面に型押し加工を施したクロム鞣しのカーフレザーです。カーフレザーとは生後6ヵ月以内の子牛の革で、キメが細かく柔らかいのが特徴で、牛革の中でも上質な素材とされています。ソフトな感触でありながらも独特なコシがあり、発色が良く、傷が付きにくく、色落ちもしにくいことが特徴です。
また傷や染みとは無縁である代わりにエイジングしにくいというのが、クローム鞣しの革の特徴ですが、「ワインハイム」社独自のレシピと仕上げ加工により、傷や染みを退けつつも使い込むと“ゆったりと”したスピードで光沢が出てくるという経年変化も楽しんで頂ける逸品の素材です。
長く良いものを使ってもらいたいという想いも込めて、ファスナーと一部を除き真鍮製の金具を用いています。
ショルダーベルト装着時にファスナーとの摩擦を防ぐよう、カン金具下にレザー補助が付いています(写真左)。 持ち手の裏側の縫製や、コバの磨きなど、細部にわたる部分も職人の技術で丁寧に仕上げています(写真右)。
内生地には肌触りの良いスウェード調生地を用いています。片側にはファスナーポケットとイヤホンコードやキーチェーンなどを取り付けられる、ホック式レザーキーフックが付いています(写真左)。 反対側には、携帯ポケットと仕切りポケット、その仕切りポケットの内側にはペンさしが2つ付いています(写真右)。 背面ファスナーポケット内もメインの内生地と同様スウェード調生地を採用しています。
FUJITAKA GALLERY
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