コードバンとは、農耕馬の臀部(お尻部分)から採れる革のこと。
農耕馬からしか採れず、一頭から採れる量もわずかです。
この希少性の高さから、コードバンは「革のダイヤモンド」といわれています。

コードバンの魅力は、美しい光沢や、なめらかでキメ細かい質感、高級感が挙げられます。素材の光沢は使い込むことによって強くなっていきます。
また頑丈で、耐久性は牛革の約3倍！
新しい相棒財布を探している方にはイチオシの素材です。

カーフレザーは、生後6ヶ月以内の仔牛の革を指します。
肌のキメが非常に細かく薄くて柔らかい質感が特徴。子牛特有のキメ細かくスムーズな革表面は、毛穴も目立たずにつるつるとした質感があります。

最初はマットな質感の表面ですが、使い込んで時間が経つうちにツヤが出はじめ、色も深みを増していきます。
ツヤが出るのが比較的早いのも、カーフレザーのエイジングの特徴です。
エイジングを堪能したい方におすすめ。

ブライドルレザーは牛革の一種で、もともとは英国で馬具に使われていました。
そのため耐久性に優れており、型崩れもしにくいところが特徴です。

革の表面には「ブルーム」と呼ばれる白い粉が浮き出ています。こちらはブライドルレザーでしか味わえないもの。
使い続けるうちに、革表面のブルームがだんだんと薄くなって、革本来の色合いやツヤを感じられるようになります。
長く綺麗に愛用したい方におすすめの素材です。

羊革の魅力は、なんといっても柔らかい手触り。
羊の皮は毛の成長を支えるためのものなので、他の革に比べると強度や耐摩耗性は低くなりますが、しっとりと柔らかく、手に吸いつくように感じられます。

そして軽くて断熱性に優れている特徴があります。そのためコートや手袋などの防寒衣料に使われてることが多いです。
手触りの良さを重要視されている方におすすめの素材です。

豚革は、牛革の次に多く使われている革素材です。
牛革よりも薄くて軽く、摩擦にも強く耐久性があり、通気性が良いのが特徴です。
硬くも柔らかくもなり、薄くすれば半透明にもなるため、さまざまなデザインに応用可能で、幅広く活躍しているんです。

ちょっとした汚れなら簡単に拭きとれるので、お手入れもしやすい素材です。
牛革や馬革よりもカジュアルな印象を与えてくれるため、かっちりしすぎない革財布をお探しの方におすすめ。