【公式】(フジタカ ギャラリー) FUJITAKA GALLERYのマロエルの一覧。
FUJITAKA GALLERY (フジタカ ギャラリー) 【公式】マロエル
本体素材に採用した革~マロエル~は、フランス南東部スイス寄りのアルプスの麓に近いミネラル豊富な水に恵まれた町にあるボックスカーフ専門のタンナー「アノネイ社」で作られたカーフです。最高級と名高いフランス産の原皮のみを使用して、何世代も受け継がれた伝統的な手法で鞣し、手作業で丁寧に染色した最高級革です。水シボの表情豊かな風合いはもちろん、程良い艶とハリのある美しい仕上がりをお楽しみ頂けます。
風格ある佇まいをつくりだすマチが蛇腹のように連なり、収納量によってマチ幅が伸縮するアコーディオンマチ。ファスナーや口金を使わず、天マチのアールだけでマチをピタリと畳み込むこの製法は、熟練職人の高度な成型技術や縫製技術が必要です。
マチの構造と共に特徴的な錠前は、真鍮削り出し。鍵穴が動く仕組みを実現させるため、高さをミリ単位で調節しています。また、底に付けられた1cmもの背高の底鋲は、荷重が増し、底マチが落ちた時に鞄を支え、ヘリ部分のヘタリを防ぐために開発されたもので、デザイナーの想いと職人の技術の緻密な融合技が細部にまで宿ります。
フォルム美にまで昇華させた独特のフォルムは、ポストミシンという特殊なミシンを使って作られています。このミシンは一般的に平らな台のある平ミシンや、横からアームが出ている腕ミシンとは違い、底部から縦に棒状のアームが突き出た特殊なミシンで、通常のミシンでは縫製不可能な三次元的な立体縫製が可能です。
平らな台や腕が無く不安定な条件での縫製となるため、高度な縫製技術が要求され、縫製する形状に合わせて職人自らが押さえなどのパーツを精巧に削り調整しながら縫製しています。美しい曲線を持つこの鞄は、日本でも数少ない職人にしか生み出すことのできない、まさに名巧の技が詰まった逸品です。
本体裏面から表面へ綺麗で滑らかなカーブを描くカブセ部分にも、コシとボリュームを出すために、紙芯を一切使わず、芯材として革を使い、表革+芯材革3層+裏革の計5層という贅沢で凝ったつくりとなっています。鞄のいでたちを決める重要な芯材にももちろんこだわりを詰め込んでいます。また、ハンドルと背段ポケットの口周りには、型崩れしないよう形状記憶用バネを採用。 カブセビジネスバッグの決め手である錠前には、世界的ロックメーカーであるスイスのアミエット社の真鍮製ダイヤル錠を使用しています。
FUJITAKA GALLERY
フジタカギャラリー
FUJITAKAの誇りである、伝統を大切に継承してきた一流の職人たちが、 最高の技術力を発揮して作り上げた精緻を極めた最高級ラインで。 風格のある佇まいはもちろん、ビジネスシーンのニーズをカバーするディテールも兼ね備えています。