農耕馬のお尻の一部から採れる革のこと。現在では、農耕用の馬は生産されておらず、食肉用としてごく少数生産されている馬のみの原皮を使用します。世界でも1カ月に数千頭分ほどしか生産されない希少価値の高い素材です。
通常の革素材のように皮膚表面の部分は使わず、馬の臀部表皮を丁寧に少しずつ削ってゆくと厚さ2mm程の「コードバン層」と呼ばれる繊維質が姿を現し、この革を削った「内側の部分」をコードバンと言います。
革表面は、自然な仕上げを施しているためピンホールと呼ばれる毛穴や毛細血管の形跡がある場合もありますが、これらは使い込むほどに革繊維が寝てくることにより、徐々に目立たなくなります。また使い込むほどに底艶が出てくる魅力的な革です。
【お手入れ方法】
日頃お使いになる革小物類につきましては、手から出る油脂分で革の風合いが増しますので、乾拭きをしていただく程度のお手入れで問題ございません。